場 所: ひとまち交流館

  •  山下まゆ美先生による、”食“ ”栄養“についての講習会

(プロフィール)
image山下先生は、40歳を過ぎてからの25年を栄養士、管理栄養士としてご活躍。フリーの栄養士として、八幡の糖尿病外来に10年。病院勤務ではなく、様々な場所での栄養指導。民医連中央病院春日診療所などを経て、今年の3月に退職。4年前の7月26日初めての抗がん剤。現在、肺がん患者として、月一度の抗がん剤治療を続けている。今日は私が一番若い日と治療の合間の2週間をゴールデンウイークと名付け、一人カラオケに行ったり、ピアノを習っている。

(講演内容)
免疫力を高める5つの方法や、その中の栄養バランスについて
★野菜…一日350~400gの量を採る。(それでもカロリーは80キロカロリー)
人参、玉ねぎ、ブロッコリー等の抗酸化物質が癌を遅らせる。
★果物…ポリフェノール、ビタミン、抗酸化物質が有用(果物も毎日摂取がいい。)
きのこ、人参、玉ねぎを煮ておいて、様々な料理に毎日使う。
ピクルスの作り置きなど、簡単に毎日摂取出来るように工夫するとよい
★砂糖…一日6g以下が理想。飲料水の砂糖の多さに驚く。(表示数字は100ml中の含有量です。気を付けましょう。)
白砂糖より、キビ砂糖や、精製していない三温糖などの方がよい。
★塩分…一日7.5g以下 なるべく、だし汁を利用して、素材の旨味を引き出し、薄味で。
★バランス… なんでも過剰摂取になることなく、バランスの良い食事を心がけましょう。
★免疫力…適度な運動をしましょう。(自分のペースで継続していくことが大切)
ぐっすり眠りましょう。(睡眠中は、免疫細胞の働きが活発になります。)
入浴で体を温めましょう。(38度~40度。20~30分ゆっくりつかる)
思い切り笑いましょう。(ストレスホルモンが減り、心が穏やかになります。)
砂糖や、塩の含有量を目で分かるように、準備して頂いて、とても参考になりました。
また、ご自分でされてる作り置き食品も持参頂きました。

  • 角替幸子先生による、”被って楽しい、作って楽しい帽子作り

(コンセプト)
タオル帽子を縫っていて、切った後の端切れが多く出る事と、てっぺんが、縫いにくいことをどうにか解消出来ないかと新しい帽子を考案。タオル一枚をそのまま使い制作。
(完成品)
会員の皆様に、角替さんが作ってきてくださった帽子をそれぞれ被っていただきました。かわいい、耳がついた帽子が人気でした。
boushi
(ご意見)
★花の色を変えたりできて、かわいくていいと思う
★二枚目、三枚目にいいと思う。admin-ajax
★被っていただく人に喜んで頂くのが一番。
★遊び心があっていいとは思うが、フィット感がどうかな?
★楽しむ余裕のある人にはいいが、万人向きではないのでは?

型紙希望の方に、角替さんが用意してくださっていた型紙をコピーしてお渡ししました。
それぞれの患者様に合う帽子を作って届けてください。